二連休を取得、ならば隠岐の島に。<後編>
>>前回からの続き
目が覚める。
ほかの民宿利用者との部屋は襖で区切られてるだけなので、目覚ましを一発で止めた。
スヌーズに頼らずに起きたのは今年初じゃないか。いやさすがに過言。
お、雨は上がっているようだ。ありがて~~。
ーーー寝違えったかも。
ゆっくりと起き上がって豆球を消す。
ささと荷物をまとめて部屋を片してダイニングへ。
民宿の朝食・・・なんて魅力的なのだろう。
我素泊まりマンなので台所に顔を出しあいさつをする。
宿泊費を支払う。
するとわざわざ女将さんが玄関まで見送りに来てくれた。
「もういくんですか、バスまで待ったらどう。」
「せっかくなんで港まで歩きます。」
「なにもお構いできませんで。」
女将さんがよくやりがちなあの土下座に近しい姿勢をしている。
「いえいえ、いきなりだったのにお世話になりました。」
深々とこちらも礼をしてガラガラ戸を締めた。
さてとぽてと。
おや、思ったより寝違えりが痛いぞ。右に向けない。
民宿の目の前にはちいさな港があった。
天気は明るい曇天ってカンジ。
色の淡い朝の空気で深呼吸。肺が喜んでる。
まだ時間はある。
軽くここを歩いてから港へ向け歩こう。
やたら紐がほどける湿ったコンバースを締めてウロウロ開始。
寝違えて首が痛いけど、せっかくなので港まで歩く pic.twitter.com/cwq9nUbACD
— 老いる漏れ (@__OiL_Leak__) January 31, 2023
寒い。
Leicaのチタンがキンキンに冷えてやがる。ボディに革貼っといてよかった。
むりやり歩きまくって体をあたためる。
しばらくして中型のバスがやってきた。このバスはここ豊田と菱浦港を結ぶ。
誰も乗っけてないバスは誰も乗っけずにまた港へと向かっていった。
さァ俺もそろそろ港に向けて行くか。
空かした腹のままに歩く離島の海沿いの道。
ちょっといつもの社会から浮遊していられるような。
カラフルなバス停を発見。
こういう目に優しいカラフルさは大好きだ。
なんとワクワクする坂道だろうか。登る。おりゃぁ。
非力男性にはこたえる。息が上がる。
アー、明日は寝違えりと筋肉痛を伴った労働になりそうだ。
明日は明日。今は今。今を生きなさい。
モ゛ォ゛ー゛!゛!゛と鳴いてる。
でかい独り言スポットがあった。
バックパックを道に放り投げる。
ひょいと見晴らし台に立つ。大量に空気を吸い込む。
そして間違いなく最高の伸びをした。ん~~~~ッ!!
海士島では大規模な放牧はされてないが、いる。牛。
めっちゃ鼻水ダラダラ出てた。
歩いてたら突然おっちゃんが撮ったろか?と声をかけてきた。ええ。
まあせっかくだし撮ってもらおう。カメラを渡す。
「こっちこっち。もうちょい奥。体そっち。奥奥。そいで顔はこっち。」
1,2分間、おっちゃんの細かいポージングの注文に応える。
ここのボタンか?と言いおっちゃんはシャッターを切った。そうですそのボタン。
おっちゃんがなんか写真撮ってくれるイベントが発生
— 老いる漏れ (@__OiL_Leak__) January 31, 2023
ありがとうおっちゃん pic.twitter.com/4b59uMLqQX
いい写真だ。背景が寝てる畑ってのもいい。
礼を言うとおっちゃんはドヤっと満足した顔で去っていった。
しばらく歩くと丁字路に。
うっすらと日が差してきた。
港は近い。
自動販売機があった。そういえば喉乾いたかも。
Qooを買った。買ったの何年ぶりだい。
歩きながら飲む。え、うんま。五臓六腑に染み渡りマン。
大人なので立ち止まって一気飲みした。
| Leica TL / TTArtisan 25mm f2 |
歩き始めて2時間。
だいぶ開けてきた。楽しい時間はあっという間だ。
小ぎれいな建物がすこし浮いて見える。
フェリーはまだ来ていなかった。
待ってる間てきとうに土産を選ぶ。
どこにでもありそうな菓子がポップな各パッケージに包まれている。
せっかく渡すならイイものを選びたいし、変なところ優柔不断もありいつもこの作業には難儀する。
ぶつぶつ言いながら家用の土産と忘れてた朝食を購入。
取敢えず、塩と酒を購入した。お清め?
・・・してたらもういつの間にか汽船が来てた。いつの間に。
急いで乗船券を入手。
さらば、島。さらば。
・・・帰るのだなあ。
雑魚寝席を確保し、先ほど買ったパンを広げる。開ける。食う。うまい。
こういうのでいいんだよ、こういうので pic.twitter.com/P04IOtFmAu
— 老いる漏れ (@__OiL_Leak__) February 1, 2023
胡坐をかいてパンを頬張った。
船は相変わらず気持ちが悪い。
AirPodsで耳塞ぎ、ごろんと横になる。ひたすらに眠る努力をした。
移動でもう陽は落ちている。
岡山駅でちょっと新幹線まで時間があった。路面電車に乗ってカメラ屋を徘徊。
数分後にはなぜかフィルムの入った袋を下げて新幹線に乗り込むのだった。
そして無事自宅へとたどり着いた。ひー。
帰り道は大抵くたびれてしまってるので竜頭蛇尾なブログになりがちだ。
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出掛けの最中は最高に楽しい。
が、無事に帰ってきて日が経ってから楽しかったなァと回想してしみじみするのもいい気分だ。
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ご覧いただきありがとうございました。
そりでは👋
遠くへ行こう。
Leica TL Titan edition
TTArtisan 25mm f2
SIGMA dp1 quattro
iPhone 12
特急やくも号/隠岐汽船/知夫里島/海士町観光協会/牛/小島荘
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